ガレッジセールの川田広樹・沖縄本土復帰の年代に生まれた復帰っ子の想い
沖縄が日本本土に復帰し来年で50年。本土復帰は1972年5月15日で、この年代に生まれた人たちは復帰っ子と呼ばれています。この節目になる年に向けて、行動を起こした方々がいます。
沖縄県の民謡歌手としてローカルタレントとして有名な護得久栄昇として活動している、金城博之さんや川田さんなど復帰っ子を中心とした約30名で活動されておりプロジェクト「結515」とされています。
復帰50年に合わせて50円募金や沖縄戦のドキュメンタリー制作、子どもの貧困をなくすための基金など様々なイベントの企画がなされています。
活動資金としては、クラウドファンディングなどをと考えられており、5月15日には「結515」発足発表の記者会見。
沖縄の本土復帰の年代に生まれた人たちは、周囲から沖縄の歴史と合わせて注目されてきていたとのこと。
川田さんが特に印象に残ったのは、成人式の際に復帰20年と重ねて様々な人からお祝いの言葉を掛けられたことだそうです。その際には、復帰の時には生まれての赤ちゃんだったわけですから、特に何かを実感するということはありませんでした。
そんな時に、友人の一人である比嘉盛也さんが伊江島で沖縄戦体験の壮絶なお話を聞いたことで、沖縄県に対する恩返しがしたいという考えが浮かびます。
戦争が終わっても、悩みを抱えている子供や苦しんでいる子供はたくさんいます。そんな子供たちに沖縄戦を体験した方々の言葉を伝えたい、子供たちの貧困を解消するための力にするための基金をとの考えからの企画となっています。
若いうちは自分たちの生まれた年に対して深く考えるということはなかったでしょう。
しかし、年齢を重ねていきもうすぐ50歳となり自分が子供を持つ親となったことで心境に大きな変化があったようです。
この活動は今回限りというものではなく、未来に繋がる活動になることが一番の願いであることが強調されています。
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