上級ジャニーズ「淫行」の闇。なぜ山下智久が活動自粛でTOKIO山口達也は引退に？

ジャニーズ事務所タレントで歌手の山下智久（３５）の起こした未成年飲酒＆お持ち帰り疑惑。7日に文春オンラインが報じてから様々方面に飛び火し業界を騒然とさせている。

山下智久は軽い処分の可能性が高い

文春がオンラインの報じたところによると、7月末港区六本木で飲み会を楽しんでいた山下智久は、その後お気に入りの女性と都内の一泊１０万円を超える高級ホテルで８時間ほど女性と過ごしたという。女性の年齢が１８歳の未成年であることで業界は大騒ぎとなった。

出回っている報道が事実の場合、これは東京都青少年健全育成条例違反（30万円以下の罰金）や児童売春防止法違反（7年以下の懲役および30万円以下の罰金）の罰則が待っている。

もし、金銭の発生する買春（性行為）だった場合には児童買春罪に問われる可能性があります。（5年以下の懲役または300万円未満の罰金）

ジャニーズ事務所は公式ホームページで山下智久に関する処分を発表。女性が「未成年であるという認識はなかった」が、「自身の置かれた立場に対する自覚と責任に欠けた行動であった」として、「一定期間芸能活動を自粛する」ことを発表した。

未成年淫行事件は犯罪です。

しかし、山下だけにこの甘い対処をするのは世間が許さないだろう。なぜなら、山下と同様の行為をした芸能人たちの多くが、相応の処分を受けているからだ。

そこで、ここからは未成年淫行事件を起こした芸能人たちのその後を見ていこう。中には実刑判決を受け、実際に収監されてしまった人間もいる。

芸能人が起こした未成年淫行事件① TOKIO山口達也

淫行事件といってすぐに思い浮かぶのは、TOKIO山口達也だろう。山下の先輩でもある山口は、朝の情報番組のMCを務めるなど安定した人気を誇り、好感度も良かっただけに、淫行事件の衝撃は日本中を驚かせた。

2018年2月、東京・港区の自宅マンションの部屋に女子高校生を呼び出し、無理やりキスをするなどのわいせつな行為をした山口。相手は山口が司会を務めていたNHKの番組『Rの法則』の共演者だった。

女子高校生から被害届が出されたことから、山口は強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検。ジャニーズ事務所から芸能活動について無期限の謹慎という処分を受けた後、山口は自ら「退職届」を事務所に提出し、契約解除が決定した。

また、淫行事件ではないが、山口の騒動からわずか1か月あまり、NEWSの小山慶一郎が未成年の女性と飲酒をしていた事実が判明。メインキャスターを務めていた『news every.』（日本テレビ系）を降板し、芸能活動を約3週間自粛した。

こうして並べてみると、今回の山下の行動は先輩のTOKIO山口よりひどい。小出恵介や山本圭壱と同等といってもよいかもしれない。

そのひとつに、相手の女性側から被害届が出されていないという点がある。被害が訴えられなければ、警察は動きようがないのだ。もしかしたら、被害届を出さないように、何か裏で動きがあるのかもしれない。

※被害女性のマリア愛子が芸能事務所（アソビシステム株式会社）で芸事をしていることもジャニーズ事務所との力関係を考えると被害届を出しづらい背景がある。

タッキーこと滝沢秀明が副社長に就任して以来、ジャニーズ事務所は所属タレントのコンプライアンスに厳しい処分を下して更生を促している。滝澤副社長の信念を感じたシーンは、ジャニーズ事務所売り出し中アイドルのSnowMan（スノーマン）の岩本照（２７）が未成年女性との飲酒問題を起こし、デビューして2か月しか経っていないにも関わらず無期限の活動自粛をさせた。

また、先日ジャニーズ事務所を退所したNEWSの手越祐也（３２）も、実質解雇のようなものだ。

今回の山下智久の一件について、今後ジャニーズ事務所を代表して滝沢秀明副社長はどのような行動を取るのか？芸能界やテレビ業界の人間たちが皆注目している。

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