山崎賢人さん主演映画「キングダム」の続編 エキストラに破格のギャラを支払う理由とは?
キングダムは累計発行部数8000万部を超える超人気漫画です。
2019年に映画化され、主演の山崎賢人さんの他、大沢たかおさん、長澤まさみさん、大河ドラマ「青天を衝け」の主演をしている吉沢亮さんなどの豪華キャストの効果もあり、興行収入は57・3億円の大ヒット映画となりました。
映画配給会社関係者は「一時は新型コロナの影響で撮影が危ぶまれましたが、今年の3月から再会。現在は長野県でロケを行っています」と現在の状況を説明します。
やはりここにも新型ドラマの影響が影を落としているようです。
先ほどの映画配給関係者は今回の撮影について「昨年続編の制作が発表され、同6月にクランクインしています。前作は撮影期間2か月のうち20日間を中国ロケに費やし、現地で1万人の中国人エキストラを起用。さらに制作スタッフ700人という大がかりな撮影を行いました。古代中国の春秋戦国時代末期が舞台とあり、今回も中国ロケを敢行しますが、製作陣の感染対策は万全を期しているようです」と語ります。
今回はエキストラの現地採用をせず、PCR検査で陰性が確認された日本人を連れていく方法をとっているようです。
ある芸能事務所関係者によると「渡航後は一定期間の隔離措置が必要となる場合もあり、中国ロケに帯同するエキストラは3か月の拘束が募集条件に入っています。製作費を浮かせるために国内ロケではボランティアエキストラも使っていますが、中国ロケのエキストラに関しては1人あたり50万円という破格のギャラが支払われるそうです」と内情を説明します。
さらに撮影自体もかなりの制限のもとで行われているとのことです。
「大規模な撮影は一切やめて、必要最低限の人数で挑むと聞いています。キャストのアップシーンを増やすなど、大人数が映りこむ撮影は削るようですね。前作は広大な土地で何千人もの兵士が戦う合戦シーンも見どころの一つだっただけに、制限された中で迫力のあるシーンをどう撮るか、スタッフは頭を抱えていますよ」と先ほどの芸能事務所関係者は撮影の厳しさを伝えます。
さらに、国内ロケの撮影中断もあり、公開のメドはまだ立っていない状況のようです。
前出の映画配給会社関係者は「パート4まで製作が決定していて、パート2~4を一気に撮影する予定だったのですが、いまだパート2の撮影も終わっていません。本来の集客が見込める来年のゴールデンウィークか夏には公開したかったようですが、現在のスケジュールでは早くて来秋。遅ければ再来年の夏まで公開がずれ込みそうです」と今後のスケジュールを予想しています。
コロナは大ヒット映画のスケジュールまで及んでいます。
コロナに負けずに、前作を上回る素晴らしい映画を期待したいですね。
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