《特集》【パズドラ超え】ウマ娘はなぜ爆発的なヒットを遂げたのか

巷で話題のウマ娘というアプリ…プレイしたことはあるでしょうか。

ウマ娘とはその名の通り、競走馬の名前を冠した女子たちがレースをする、いわば競馬の擬人化作品です。

擬人化のゲームは数多く排出されていますが、中でも群を抜くほどの成長ぶりを見せているのが、ウマ娘なのです。

リリースと同時に高い注目を集め、今では日々ダウンロード数を伸ばしながらおばけアプリへと成長しつつあります。

ということで今回は、そんなウマ娘の魅力について紹介するとともに、ウマ娘の人気の秘密についても触れていきます。

今実際にプレイしているという人はもちろん、これからウマ娘をプレイしようと考えてる人にとってもおすすめの情報が盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみてください。

モンスト超えの快進撃！ウマ娘とは

ウマ娘がリリースされたのは、2021年の2月24日です。

リリース直後から高い注目を集め、なんと1か月で140億円もの利益を出し、話題になっています。

競馬の馬を擬人化して走らせるというシンプルなシステムながらも、そのシュールさとキャラクターの可愛らしさが口コミで広まり、今では知らな人はいないほどの人気アプリへと成長しています。

売り上げは1日の推定が464ドル（約5億円）と言われており、日本のみならず世界中でも大ヒットしていることが伺えます。

ウマ娘がリリースされた直後の3月の売り上げを比べてみると、以下のようになっています。

1位　ウマ娘129.33億円

2位　パズドラ　49.98億円

3位　ピッコマ　34.99億円

ロングヒットアプリとして君臨するパズドラの売り上げを軽く超えるどころか、もう少しでトリプルスコアにまで届いてしまうくらい差が開いています。

このことからもウマ娘がいかに爆発的にヒットしているかがわかります。

ウマ娘の魅力

ウマ娘はそもそも、どうしてここまで人気が出ているのでしょうか。

擬人化ゲームという枠組みであれば、「艦これ（艦隊これくしょん）」や「アズールレーン」などのたくさんの人気作品があります。

発売後間もないウマ娘がこれらの老舗擬人化ゲームと肩を並べられるのは、やはり魅力が豊富でユーザーの心をつかんで離さないからでしょう。

ウマ娘では、基本的に現実に存在する（した）競走馬をモデルにキャラクターが作られています。

そのため、「この馬もいるのか！」と競馬通の心を刺激することもできるのです。

また、逃げや先行、差しや追込といった各名馬の脚質や、短距離型・中距離型・長距離型といった特性までも忠実にデータに組み込んで作っられています。

各ウマ娘の性格や髪の色などもモデルとなる馬を忠実に再現しているのも、大きなポイントです。

ウマ娘のおもしろポイント

ウマ娘を遊ぶとどんどんその世界観に引き込まれていく人が続出しているわけですが、ユーザーを惹きつけるポイントとしてはどのような点があるのでしょうか。

強い馬が勝つわけではない

競馬の世界にももちろん強い馬と弱い馬というのが存在します。

名馬と呼ばれる馬は何度も大会で優勝することで、知名度もぐっとアップします。

ただ、ウマ娘においては、元となるモデルの馬がいるものの、強い馬の名前を冠したウマ娘が必ずしもレースで有利になるということはありません。

試合の優劣を左右するのは、枠順や馬場の状態、またレースの展開など。

これらの条件下で、よりコンディションを良好に保つことができるウマ娘が、レースで有利になるのです。

実力が他のウマ娘よりも劣っていたとしても、状況次第で優勢になることもありますし、反対に大本命と言われているウマ娘が、うまく波に乗れず、出遅れてしまうということもあるのです。

このように、強い馬が必ずしも勝てるというわけではないのが、ウマ娘の面白いところではあります。

ほろりとくるエピソードが素敵

ウマ娘は、ただトレーニングをして娘を育て、レースで成績を残すことだけが醍醐味ではありません。

ウマ娘にはそれぞれにモデルとなる馬に合わせた性格が備わっています。

例えば人気どころで言えば、ダイワスカーレットは優等生でしっかり者の性格ですし、ウォッカは自由奔放に振る舞う性格をしています。

各キャラクターの性格を知ることで、次第にモデルとなる馬に興味を示す人も多く、競馬人気にも繋がりやすくなります。

実在する馬をモデルにしているので、ゲーム好きだけではなく、競馬好きを取り込むことができるが、このゲームの強みです。

また、各ウマ娘には、育成前に目標が設定されます。

例えば、この大気では○位以内に入りたいというような目標です。

この目標が叶えば万々歳ではありますが、クリアできなかった場合には育成し、つまり引退という道を進まざるをえないので、ユーザーをドキドキさせるポイントでもあります。

シンプルなのに奥深い

ウマ娘のシステムは、非常にシンプルなものです。

基本的には自分の推しウマ娘を見つけてその子をトレーニングで育て、晴れ舞台であるレースに出場させるというものです。

ただ、育て方などはそのウマの性格に合わせないと時間がかかってしまうこともありますし、とにかくウマ娘一人一人に目を向けて、各自に合わせたトレーニングを行う必要があるのです。

長くウマ娘を育てていると、応援したい！という気持ちがふつふつと湧いてきて、一生懸命育てた子がレースに出る時などは灌漑深いものがあります。

シンプルなシステムながらもユーザーの心をくすぐってくるのが、ウマ娘の大きな魅力なのです。

ウマ娘はアニメ・漫画も人気

ウマ娘はアプリゲームで注目されていますが、実はもともとはアニメや漫画です。

アニメはこれまでに2回放送されており、初期ウマ娘は2018年4月2日～6月18日に放送されました。

続いて2期であるウマ娘プリティーダービーSeason2は、2021年1月5日～3月30日まで放送されました。

アニメでは主に、各ウマ娘にそれぞれスポットを当てて物語が展開していくという流れになっています。

そしてウマ娘の漫画は、週刊ヤングジャンプという漫画雑誌にて2016年と2017年にそれぞれ掲載されています。

もともとは漫画として世に出たものがアニメで注目を集め、ゲームとなってさらに大ヒットしたというわけです。

ウマ娘を彩る豪華声優陣

ウマ娘は擬人化アプリということで、名馬をモデルにしたウマ娘がとにかくたくさん登場します。

そして彼女たちに命を吹き込んでいるのが、豪華な声優陣なのです。

とにかくたくさんのウマ娘が登場しますが、全て違う人が演じています。

例えば人気キャラでいうと、以下のようなキャストとなっています。

サイレンススズカ／高野麻里佳（『それが声優!』小花鈴など）

シンボリルドルフ／田所あずさ（『アイカツ！』霧矢あおいなど）

トウカイテイオー／Machico（『三者三葉』西山芹奈など）

スペシャルウィーク／和氣あず未（『ブレンド・S』桜ノ宮苺香など）

芸能人もハマるウマ娘

ウマ娘は一般的に広く認知されている人気のゲームですが、芸能界にもファンは多いです。

熱烈なファンとしては、以下の2名があげられます。

・田中将大（プロ野球選手）

・中川翔子（タレント）

ゲーム好きとして知られるしょこたんこと中川翔子さんがハマっているのはうなずけますが、野球選手である田中将大選手まで虜にしているところを見ると、ウマ娘がいかに人気かということがわかります。

まとめ

今回は、ウマ娘の魅力について余すことなく紹介してきました。

リリースから間もない段階で人気のゲームを売り上げで引き離し、今も快進撃を続けるウマ娘からは、今後も目が離せません。

自分の推しウマ娘を見つけることができれば、ゲームもより楽しいものになるはずなので、ぜひプレイをして、いろいろ遊んでみると良いでしょう。

芸能人にもファンが多いウマ娘は、今後もどんどん人気がヒートアップしていくはずです。

プレイがまだの人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。