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窪塚洋介、究極NGなしインタビューで20代を振り返る

投稿:窪塚洋介、究極NGなしインタビューで20代を振り返る  
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俳優、レゲエシンガー、ミュージック・ビデオ監督、カメラマン、など多岐にわたって活躍する窪塚洋介さんが、4月27日発売の週刊SPA!インタビュー連載『エッジな人々』で20代の頃を振り返りました。

宣伝もなくNGもなしで何を聞いてもOKという変わったインタビューでは、窪塚さんの意外な一面も見られました。


記者の「インスタグラムでの投稿などで世間をざわつかせることもある窪塚さんですが、炎上中の本人は、どのような精神状態なのでしょうか?」という問いに対して「称賛と情熱と冷静の間、ですかね。この間も徳島県でマスクをしないで人と会っているところをポストしたら久しぶりに炎上して。もう燃えかすしか残っていないと思ってたんですけど、あ、俺まだ炎上するんだと思って(笑)。」と答える窪塚さん。一時期SNSで有名になった「ロバと老夫婦」の話に例えて、正解なんてなく自分が思ったように生きればいいと思うと語りました。


今でこそ我が道を行く窪塚さんですが、20代の頃はナイーブなところもありテレビに対して否定的な思いが強かった時期もありました。

これについて窪塚さんは「20代前半の頃、メディアにむちゃくちゃにされてたんで。毎日公開レイプされてたみたいな感じでしたから。たとえば、テレビのインタビューを受けてしゃべると前後の脈略なくパートで抜かれて、しかも組み替えられて、よくわかんない音楽をのっけられて放送されちゃうことが頻繁にあったんですよ。テレビのなかの世界全体に不信感があったから、マンションから落ちたあと、陳腐な言い方ですけど『月9』のオファーをもらったりもしたんですけど、絶対にやらないと。だったら、コンビニでバイトしたほうがいいやって。」とテレビに対して傷ついた体験を語り、続けて「でも、あんまり悲観的な出来事だとは思ってないんです。そういう出来事がマンションから落ちたことのトリガーでもまったくないので。あの頃は、あまりにもむちゃくちゃにされすぎて途中でアンテナが折れて、鈍感になれたんですよ。周りを気にしてばっかりいたら自分の道を歩けない、鈍感でいいやって。だから、メディアにボコボコにされたおかげで逆に強くなれたと思うんですよね。」と話しています。


最後に窪塚が思う自身の才能について聞かれると、「ありがたいと思って生きることと、バランスが悪くて落ちてしまったことを糧に得たバランス感覚。」と答える窪塚さん。

すべての出来事はプレゼントだと話す窪塚さんは、続けて「ネガティブな事象は、もっとよくなるためのパスポートと思えるかどうか。もし、そういうことをみんなが実践できたら、僕が役者として賞を獲ったり、音楽でミリオンセールを出すことよりも、はるかにすごいことだと思うんですよ。ま、僕は、音楽でミリオンセールなんて出したことがないんですけど(笑)。 」と話しています。



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