蛭子さん妻、夫の認知症でようやく夫婦に
投稿:蛭子さん妻、夫の認知症でようやく夫婦に
漫画家であり、タレントの蛭子能収さん(73)の妻悠加さんが夫の認知症について語られました。
2020年の7月に東京テレビ系列で放送された『主治医が見つかる診療所』で初期の認知症を発症していると診断された蛭子さん。
そんな夫を支える妻悠加さんは、最近蛭子さんが「ありがとう」と言うことが多くなったと語ります。
しかし、認知症の夫を支える妻の役目は大変であり、自身もストレス性の急性胃腸炎で何度も救急病院に駆け込んでいるという悠加さんは、夫の入浴やトイレの介助を全てひとりでやってきたといいます。
その結果ひざの半月板はボロボロになり、夫婦共倒れするとなった時にテレビで公表することを決意したそうです。
テレビでの公表後、要介護認定が下り、ようやく公的なサービスが受けれるようになったといいます。
蛭子さんはこれまで死別した前妻のことばかりが頭にあったといい、それが原因で離婚まで考えたと語る悠加さん。
認知症になった蛭子さんはその前妻のことも最近は薄れてきたといいます。
しかし、前妻にではなく理想の妻になろうとした自分にずっととらわれていたという悠加さんは、夫が認知症になったことでそのとらわれから解放され、「ようやく夫婦になれた」と語ります。
蛭子さん夫婦の生活はまだ始まりを迎えたばかりのようです。
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