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2021年 急速に注目を集めたNFTとはいったい何?

投稿:2021年 急速に注目を集めたNFTとはいったい何?  
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最近、よくニュースで見聞きするNFT


ゲームやアートなどの様々な分野で今、注目を集めています。

2021年3月には、1766年創業のオークションハウス「クリスティーズ」において、NFTデジタルアートが約75億円で落札されました。そうしたこともきっかけとなり、「NFT」に関心をもつ人が増え、何かと話題が絶えません。

今回は、世界中で注目を集めているNFTについて紹介します。


NFTとは!?唯一無二のアイテムが話題


そもそも、NFTとは一体何でしょうか?

NFTとは『Non Fungible Token』(ノン・ファンジブル・トークン)のことで、非代替性トークンと訳されます。

通常、デジタルデータはデジタル上のコピーが起こりやすく、実物より価値がないと見なされていました。

しかし、ブロックチェーン技術を活用することにより、デジタル上のコピペやハッキングを直接防ぐことが可能となったのです。

この技術により、デジタル上のデータが、資産としての新たな価値を生み出しました。


「物理的なものの管理や資産の価値の証明、例えば不動産の証明書などにも活用できるが、わざわざNFTを使う必要がない。デジタル資産やデジタルアートなどに対する証明でこそ、NFTの真価を発揮できる」と、ブロックチェーンコンテンツ協会代理理事の、国光宏尚さんは述べています。


NFTは、デジタル上の世界での新たな可能性を見出しています。

これから、NFTが取り入れられている分野の幾つかを紹介します。


ゲームの世界でのNFT

クチェーンRPG『My Crypto Heroes』では、大会の報酬でアイテム(デジタルアセット、NFT)を入手し育成したキャラクターをNFTマーケット(opensea)で転売することもできます。

また、『Axie Infinity』というゲームはアクシーと呼ばれる空想上の生き物を集めて育てるゲームですが、このゲームもアクシーをNFTマーケットで転売することが可能です。


今まで、デジタルアイテムは手元にあったとしても、価値が曖昧な単なるデータにすぎませんでした。NETはデジタルアイテムのオープン化を可能とし、ゲーム界に新たな旋風を吹かせています。

NETの導入により、プレイヤーは、自分のしているゲームの価値が上がっていることを意識してプレイすること、今まで不可能だった既存のゲームの保存や転換が可能になっています。

ブロックチェーンゲームでNFTを楽しむ人たちは、今までとは全く違う感覚でゲームをプレイしているのです。


アート&ファッションの世界でのNET

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002041.000003670.html


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000044158.html


絵画やイラストなど、アートの世界では、一点ものに価値があると見られてきました。

今まで、リアルアートに比べ、デジタルアートは簡単に複製することができたので、希少価値を見出すことはできないと考えられてきました。

しかし、NFTの技術により「一つだけしかない一点もののデジタルアート」が実現可能になったのです。


3月25日には、世界的VRアーティストである、せきぐちあいみさんのVRアート作品「Alternate dimemsion 幻想絢爛」がNFTオークションサービスのOpenSeaで約1300万円で落札され話題になりました。


せきぐちさんは、落札された時の喜びをこのようにツイートしています。


「こちらのNFTArt…なんと日本円で約1300万円で落札頂きました…!正直まだ実感がないのですがとても嬉しく、驚いております…!

VRアートの新たな可能性が始まる記念すべき日となりました…!!ありがとうございます!!!!!!」


NFTはファッション業界でも注目されています。4月23日に株式会社1SECは、1SEC内で発足したデジタルファッションレーベル1Blockより、一点物のコレクタブルバーチャルスニーカー(NFT)「AIR SMOKE 1™」を出品し、販売開始からわずか9分で、約140万円で完売しました。今作は、日本初のバーチャルスニーカーで、既に数社のコラボレーションも決定しています。今後は一点物のコレクタブルバーチャルスニーカーだけでなく、NFTと3DCGの技術を活用した新アイテムも展開予定だということです。


続々登場!NFTで創る新しい未来

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202105/20210520.html


https://spn.ske48.co.jp/news/index.php?id=1623309214


ANAホールディングスは、スマートフォンやタブレットからアクセスできるバーチァルトラベルプラットフォーム「SKY WHALE」の開発を進めています。2022年には、リアルとサイバー空間を融合する同プラットフォームでNFTの売買が可能になる予定です。

「時空を超える旅客機」をコンセプトにした「SKY WHALE」は3つのサービスに構成されています。


まず、「Skyパーク」。ここでは、ユーザーは、自宅にいながら、最大8人が同時にバーチャル旅行を楽しむことが可能です。バーチャルツアーに合わせた現実の旅行計画を予約することもできます。

次に、「Skyモール」。ここは、空港でのショッピングをイメージしたバーチャル空間です。自由にモールを歩いて、買い物やイベントにも参加できます。


最後は「Skyビレッジ」。未来の街をイメージした空間で、バーチャルのスマートシティの実現を目指します。

バーチャルトラベルプラットフォーム「SKY WHALE」の計画に参加している「JP GAMES」は、スクウェア・エニックスでファイナルファンタジーXVのディレクターを務めた田端端さんが始めたゲーム開発スタジオです。


リアルとバーチャルの旅とショッピングが楽しみながら、デジタルなモノ(NFT)を購入できるデジタルプラットフォームを、ANAが創ろうとしています。NFTの導入により、これから旅行業界でも大きな動きがありそうです。今後の進展が楽しみですね。



また最近では、仮想通貨取引所サービスCoincheck(コインチェック)が、アイドルグループ「SKE48」とコラボしたデジタルトレーディングカード「NFTトレカ」を2021年6月16日から販売開始することを発表。


カードごとに固有の画像・音声・動画などのデータが内包された「NFTトレカ」は、デジタルデータに資産価値を持たせるだけでなく、新たな形のファンコミュニケーションとしても期待されています。



日本においてゲームやアート、エンタメ界などの様々な分野でNFTの取り扱いが拡大していることが分かります。

新たな価値交換手段となる可能性を秘めているNFT。


今後のNFT市場の動きにも注目していきたいですね。


コメント

    まだありません。

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