2017年に公開され、話題となった映画『カメラを止めるな!
』のリメイク版が現在フランスで制作されています。
『カメラを止めるな!
』は上田慎一郎監督の長編デビュー作であり、作品冒頭での約40分間にわたるワンシーン
・ワンカットが話題を呼びました。
製作費300万円という低予算な上、キャストは無名の俳優ばかりであったにも関わらず、SNSのクチコミによって話題を集め、全国公開へ。
延べ220万人の観客を動員し、興行収入31億円を突破した映画です。
日本でも数々の賞を受賞した作品ですが、フランスでの評価も高く、フランス
・パリで開催された「KINTAYO現代日本映画祭」では最高賞の「ソレイユ・ドール」を受賞しました。
そして、この映画に感銘を受けたフランス人映画監督ミシェル
・アザナウィシウス監督がフランスでのリメイク版を制作し始めました。
ミシェル
・アザナウィシウス監督といえば、白黒サイレントで話題となった映画「アーティスト」でアカデミー賞の5部門を受賞した監督。
俳優陣に至っても、『真夜中のピアニスト』主演のロマン
・デュリス(46)やこれまでにアカデミー助演女優賞やカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞しているベレニス・ベジョ(44)らが出演と、豪華なメンバーが顔を揃えます。
今年の4月19日にはクラクインしたようで、日本での公開は2022年。
本家と比べてどのように変化しているか、またワンカットシーンは継承されているのかなど、注目が集まります。