高畑充希、大阪のオカン熱演

高畑充希さんといえば清潔感ある雰囲気が魅力だが、映画「明日の食卓」では大阪のオカンという役柄を違和感なく熱演している。

作家の林真理子さんが高畑との対談を行い、撮影時の感想などを聞いた。

まずは林が、大阪のオカンという役どころを演じた高畑に、ちょっとイメージが意外に感じたが、どうだったのかと感想を聞いた。

高畑は、東大阪出身なので、ああいう町工場があるところは育った環境に近い。

なじみもあるし楽しんで出来たと語った。

内容は、3人のお母さんがそれぞれ家庭の事情を抱えながら奮闘しているというオムニバス映画だが、高畑さんの役柄が3人の母薬の中でいちばん幸せそう、と林。

シングルマザーだが、息子さんへあふれるよう愛情を注いでおり、親子の信頼関係があった。

とくに最後のシーンは、お母さんの意志の強さ、潔癖さがよく伝わってきて拍手したいと思ったと評価した。

これに対して、高畑はその時のシーンがどうしてもうまく出来ず、と悩んだシーンだったため、(瀬々敬久)監督に相談したところ、自分が言いやすいようにセリフを変えて良いと言われ、変えてしまったと裏話を明かした。

それを聞いた林。

あのお母さんはすごくしっかりした人で、これから何があっても大丈夫と思わせてくれるセリフだった。

タンカを切るでもなく、自分の言いたいことをビシッと言って帰るという姿は、この映画の中で唯一カタルシス(すっきりした気持ち)を感じることが出来たと語っていた。

 

 

 

 

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