俳優の江原達怡さん(えはら
・たつよし)が1日に逝去された。
84歳でした。
葬儀は親族で行うこととし、喪主は妻の洋子さんが務めた。
江原達怡さんは1937年東京都港区に生まれ、慶應義塾大学文学部を卒業している。
1948年、「鐘の鳴る丘」映画「若大将」シリーズでは、加山雄三さんの主人公が所属する大学運動部のマネジャーの役どころでレギュラー出演した。
加山雄三ととは、慶應大学の後輩先輩で公私に渡る付き合い。
また、合計で120本ほどの映画に出演し代表作は「赤ひげ」「椿三十郎」「独立愚連隊」などがある。
「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
」にも警視総監役で出演していたため、あの人か、と記憶している方も多いでしょう。
1964年、車好きが高じて「ベスト
・ドライバー・コンテスト」に優勝。
その後日産自動車、三菱自動車、滝レーシングの専属ドライバーとして ラリーレースにも出場したことがある。
現役ドライバーを引退した後は、ラリーや高速ドライビングスクールを主催。
、スキーウェアで人気のブランドである「リバティベル」のチーフデザイナーとしても活動。
「江匠株式会社」の代表取締役社長をつとめ企画コンサルタントの仕事もしていた。
また、地球温暖化に警鐘を鳴らし、 「地球をもとに戻す」という観点で、自ら多くの情報を発信。
新聞、雑誌等に寄稿、セミナーを行うなど、環境ジャーナリストとしての一面もみせていた。
作家としての一面もあり、自伝のエッセーとなる「心ごころの思い出」も出版した。
渋い役どころでファンの多くのファンがいたが、今回の残念な訃報となった。