田村正和さん、逝く

俳優の田村正和さんが4月3日午後4時20分に東京都港区の病院で心不全により77歳で亡くなっていたことがわかりました。

葬儀や告別式はすでに親族だけで行われ、喪主は妻の和枝さんが務めたといいます。

田村正和さんは東京都世田谷区生まれ、京都市出身。

父に歌舞伎俳優の阪東妻三郎さん(1953年、51歳で死去)をもち、田村さんは三男として1943年(昭和18年)に誕生しました。

長男
・高廣さん(2006年、77歳で死去)や四男・亮さん(74)もまた俳優で、“田村家”は芸能一家として知られています。

田村さんは高校在学中に映画『永遠の人』で俳優デビュー。

その後成城大学に入学し、大学に通いながら俳優活動を続けました。

あまり目立たない存在だった正和さんは初め脇役が多かったようですが、1970年に放送された『冬の旅』で注目を集め、1972年に出演したフジテレビドラマ『眠狂四郎』で哀愁漂う役どころで人気に火が付きました。

その後は1983年放送『うちの子にかぎって
・・・」(TBS)や『パパはニュースキャスター』(TBS)などでコミカルな役も演じました。

そして1994年から放送された『古畑任三郎』が正和さんの代表作となり、お笑い芸人が正和さんの真似をしたこともあり、若い世代からの支持も集めました。

2018年フジテレビで放送された『眠狂四郎 The Final』が田村さん最後のドラマ出演となり、遺作となりました。

今年4月に心不全によってこの世を去られた田村さん。

田村さんが日本のテレビ界に残した功績は今後も残り続けることでしょう。

 

 

 

 

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