東出昌大さんの提示する養育費1万円は適切? 相場を検証

昨年8月の俳優の東出昌大さんと女優の杏さんの離婚は大きなニュースになりました。

そして現在、一部週刊誌では3人の子供の養育費をめぐってトラブルになっていると報じています(『Newポストセブン』5月26日号)。

報道によると東出さんの提示した養育費は子供1人につき1か月1万円、すなわち3人で3万円とのことです。

ただ、まだ話がまとまっていないため養育費の支払いも始まっていない状態です。

杏さんは父親としての誠意が感じられなかったことにショックを受けたとも報じられています。

2人の離婚は東出さんの不倫が原因でしたが、不倫騒動の前の東出さんは人気俳優としてドラマやCMで活躍をしていました。

現在も活動は休止しておらず映画出演は続けているため、この金額は世間からも少ないのではと受け止められているようです。

ネット上では「事実なら一桁足りない」「誠実に対応するべき」などの声が挙がっています。

今回の養育費の3万円は適切なのでしょうか?

基本的に養育費は夫婦で自由に決めることができます。

しかしながら、子供の監護や教育のための費用のため一般的には支払う側の収入に照らして養育費の額が設定されます。

今回の東出さんのケース(子供3人とも14歳未満)だと養育費の算定表上で「月3万円」になるのは支払う側の年収が「75〜350万円(給与)」または「66〜256万円(自営)」に該当する場合となります。

年収に幅があるのは養育費の受け取る側の年収との関係で変わるためです。

ちなみに算定表では養育費を受け取る側の年収について「1000万円(給与)」「763万円(自営)」までしか示されていません。

杏さんの収入は定かではありませんが、CMやドラマなどで活躍されているので年収1000万円を超えている可能性もあります。

もし、杏さんの年収が1000万円以上、東出さんの年収が400万円という場合は1人1万円、3人で3万円という養育費の提示は算定表の上では必ずしもおかしくはありません。

なお、年収が双方ともに1000万円の場合、養育費は10〜12万円が相場となります。

養育費は一般的に子供が成人するまで支払う必要があります。

後から増額
・減額することも可能ですが必ずしも認められるとは限りません。

夫婦でなくなったとしても子供のために双方でよく話し合って、適切な養育費が決まればいいですね。

 

 

 

 

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